DIRに関する研究として, DIR-DBを2017年より公開しております. 倫理申請の関係から国内のみに限定した公開です. 多くの国内研究者に使っていただいており, またJASTROの講習会にもデータを提供いたしました. DIR-DBを使用したい場合はこちらから利用規約に承諾の上, 登録およびご使用ください.
DIRの評価方法に関する研究としては, Rigid registrationの結果によるDice係数から,DIRした際のDice係数を予測することができています. 日本放射線技術学会の論文(街道 亮斗, 武村 晢浩,他 Deformable image registrationによるrigid image registrationからの輪郭変形精度の向上予測 日本放射線技術学会誌 76 7 665-673 2020)をご確認ください.
現在もDose warpingの精度を評価する方法を検討しています.
2022年より新しいプロジェクトとして, 色素ゲル線量計を用いたボーラス(ゲルボーラス)の開発を行っています. DIRの役割は, 体表面に置いたゲルボーラスと読み取りのために平らにされたゲルボーラスを変形により一致させることです. それにより線量の比較評価が可能になります.
研究で使用する3D Slicerについては学生にも必要なためいくつかの使い方について解説ページを公開しています. 一覧にしていますのでこちらから御覧ください.