in-vivo での確認を行う装置の研究となります. 現在下の2つの機器が対象となっています.
IQM
IQMはくさび状の形状をした電極をもち, 第2のモニタ線量計のような機能を果たす装置です. ガントリヘッドに装着して出力を監視します. Elekta装置で国内で使われるエネルギーにおいてPDDやOCRへの影響はわずかですが, 絶対線量への影響は補正が必要になることを確認しました*.
今後日常点検への応用, In-vivo dosimetryを目指したThinkQAとの併用への研究を検討しています.
*Trang Hong Thi Nguyen, Haruna Yokoyama, Hironori Kojima, Naoki Isomura, Akihiro Takemura, Shinichi Ueda, Kimiya Noto. Effect of an integral quality monitor on 4-, 6-, 10-MV, and 6-MV flattening filter-free photon beams. JACMP 2020 https://doi.org/10.1002/acm2.13106
ThinkQA
ThinkQAはMU独立検証用のMU2NetとEPIDを用いた事前検証のEPIBeamおよびIn-vivo dosimetry用のEPIGrayがセットとなった装置です.
将来 IQMとEPIGrayの組み合わせによりより安全なin-vivo dosimetryに期待しています.